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日々のライフログ

周りを巻き込む力

おはようございます。ブログを書き始めたのが朝7時ですが、8時からの電話会議のため早く出勤してます。

 

タイトルの通りですが、仕事をする上で周りを巻き込む力って大事だな、と最近かなり感じています。

 

例えば、自分はベンチャーキャピタリストなので投資の話になりますが、自分でどうしても出資したいスタートアップがあったとします。

自身の目から見て、経営者もしっかりしてる、ビジネスも良い、市場性もある。けど、やっぱり何かにつけて反対する人は出てくるわけです。

反対する人はなんらかの理由を持っているはずです。実は自分でも気づいていないリスクや見落としを指摘してくれる場合は、その意見を大事にして、時には受け入れて引き下がる(つまり反対に同意する)ことも大切だと思います。

ただ、反対する人と同時に賛同者がいたとします。なかなか意見を表立って主張する人はいませんし、リスクのあるスタートアップ投資に賛同してくれる人なんてなかなかいません。

あとは傍観者、というか判断のつかない人たちが多数いると思います。その人たちには、なぜ投資したいという判断をしたのか、ゆっくりと理解してもらうことが大切だと思っています。

その時に大きな武器になるのは、賛同者の存在です。多ければ多いに越したことはないのですが(多すぎるのも危なかったりしますけど)、陣取りゲームのように、ジワジワと賛同者を増やしていくことは大切だと感じています。

賛同者が増えてくると、自然と自分の判断にも自信がついてきます。ベンチャーキャピタル(VC)の場合は、やはり技術やビジネスを知る人に聞くことが手っ取り早いですね。また、傍観者や反対する人にとって近しい人の賛同意見は非常に力強いです。

こうやって、一つの案件を上程してモノにする、そして賛同を得たからには自身の主張した提案(この場合は投資した企業)をより成長させることに労力を割くことが次のステップです。

あくまでもVCにとって投資はスタート地点ということを忘れずに仕事に取り組んでいます。

 

大抵の仕事には明確なゴールがあると思います。それが商品を販売する、契約を勝ち取る、研究開発テーマを成功させるなどなどあると思いますが、常に長期的なゴールを忘れずに日々過ごしていきたいですね。

 

ちょっと真面目な話になりましたが、今年も後40日ちょっとです。年内の目標もそうですが、中長期的な目標も忘れることなく日々過ごしていきたいですね。